夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ？！非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻！
2003年第8回スニーカー大賞＜大賞＞を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞した谷川流の絶好調シリーズ。
最初の頃こそ、なんだこのお馬鹿な電波系の作品はと唖然としたが、3巻辺りからは少しずつ方向性も定まりつつあり、今では続刊が非常に気になる一作でもあります。
独特の文章（主人公キョンの一人称）は非常にテンポ良く、一気に読める感があるのもポイント高目。
そして個人的には長門萌。( ゜ρ゜)
さあみんなも、この『宇宙人』と『未来人』と『超能力者』が登場する普通の学園の日常を描いた『ハルヒシリーズ』を読みましょう♪
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