高校時代の旧友で今年から社会人になったKS氏と、彼が京都大学時代の先輩であるSS氏と一緒に、都内で食事をしてきました。
SS氏はこの春から東京大学でポスドクをしているのですが、去年までは、NY某大学にある私が移籍先希望候補としている研究室でポスドクをしており、その研究室に関しての質問やアドバイス等を頂く為に、旧友KS氏に紹介してもらってお会いして来たのです。

いやぁ、凄く面白かったしタメになりました。こんなに専門分野に関して熱く語り合い楽しいときを過ごしたのは久しぶりかもしれません。教授達と食事するときは一方的に情報や知識を受け取るだけですし、逆に後輩と話すときは一方的に与えるだけ。しかも研究室内は皆で敵対視し合ってるので一緒に食事などありえn(ry)おっと、失言(爆)

とにかく同レベル(SS氏はやや上だけど)で同一研究分野に関して話し合うのってこんなに面白いものなんだ…と、ある意味目から鱗が落ちた感じでもありました(笑)<したくとも環境がねぇ…

で、結論。
アプライしてみることにしました。

研究室自体はあまり大きくありません。普通ポスドク先としては、自分の業績として確実にプラスになるように考えるため、ノーベル賞候補一線で活躍する大研究室の有名教授の元を狙うのが常套手段なのですが、個人的に将来どうしたいのか悩んでいる部分もあるため、中堅で今後伸びていきそうな研究室を狙ってみました。
教授は若いです。私と一回り程しか変わりません。が、それだけに親切でフレンドリーな方らしいです。日本人に対する風当たりも無さそうです。設備、環境、室内の雰囲気もよさげ。

唯一の問題であり、一番大きな問題はお金の問題だけ(^^;

SS氏は国の税金(学振)が当選していた為、留学費用はその研究室から出してもらわなくてもOKでした。ぶっちゃけ、皆の税金で留学していたため(笑)。
私の場合、現時点では当選しておらず、今後の見込みも薄いため、出来ることなら移籍先の研究室から費用を捻出して貰いたい…。

ということで近日中、行きたいと言う意思を手紙で送ろうと思います。と、同時にお金の交渉も行っていくことになりそうです。

…やっぱ最後はお金か…(遠い目)

ま、100件アプライして2,3件採用通知が来ればいい方じゃないですかね…。今回もその1/100なわけで…。さてさてどうなることやら…。

あ、ちなみに居酒屋で3人で13000円ちょっとでした。本来なら全額、私が出すべきものですし、出す予定でした。…でもSS氏もKS氏もいいからいいから!と言い、5000円ずつ出してくださいました…(汗)な、なんか申し訳ない…(汗)

英語か…

2004年10月16日 就職・転職
とりあえずインターナショナルなポスドク公募のサイトを眺めてみた。

それまでの私(教授も含めて)の認識では、「ポスドクは研究の
プロフェッショナルなので、コミュニケーションが多少不自由
でもお互いの意思の疎通がなんとか可能な程度に英語が出来れば
問題無い。大事なのは研究に対する知識と技術と情熱である」

しかし、最近はどうやら違うようです…。

公募サイトの中のとある1公募、それはドイツの研究室だったんだけど。

末尾にこう一文が書き添えられていました。
「ドイツ語が出来る必要はありません。ただし、英語を、その言語
を母国語とする人(ネィティブ)と同じぐらい流暢に話せることが
前提とします。」

……( ;゜Д゜)

なんですか、ちうことは昨夜の夢は正夢ですか?
久遠の絆の小難しい日本語も、英語で実況中継できるレベルにまで
ならないとダメってことですかい?

………頑張るか…(ノД`)
Rei

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