天槍の下のバシレイス〈1〉まれびとの棺(上)
2004年11月11日 読書
ISBN:4840228396 文庫 伊都 工平 メディアワークス 2004/10 ¥641
まず、鷹見さんのガンズ・ハートを連想しました。
当面の敵は剛粧(ごうしょう)と呼ばれる様々な巨大肉食生物。
そして政治的背景から対立する人間達。
えと、登場人物、物語設定ともに面白いと思いました。(’∀’!
近未来の設定ではあるけれど、物語の中では政治政策、生活水準、明らかに退化してますよね。そう、さながら戦時中の日本。しかし、剛粧に対抗すべく人間の持つ武器は、高度虚物質技術(デイノス)、それは、移動式遠隔操作砲台であったり、6種類の姿を持つ刀だったり、高速で人間が移動することを可能にする制御装置であったり…。
そしてその戦闘が非日常であるとするならば、一癖二癖ある登場人物たちが学校、下町?を中心として思いっきりほのぼのとした雰囲気を織り成すのが日常。そのギャップが読者を物語りに引き込みます。
PS:川中島敦樹(あつき)は女性ですよー。
世界中に突如出現した『塔』と巨大生物群。その存在により日本は広大な無人地域を挟み、東西に分断されていた。
2018年、東日本にいた十五歳の川中島敦樹は、軍の観測隊に選抜され『塔』を目指す。しかし率いた隊は『当初の予定通り』全滅。敦樹だけが西日本東部辺境である南兵庫へと逃れた。1960年代まで市民の生活水準が後退したその土地で、敦樹は学校に通いながら防災団の一員として活動を始める。同級生でもある仲間たちと、やがて人類再起へ向けた戦いの一翼を担うために−−。
『電撃hp』誌上に掲載された「まれびとの棺」前半に、書き下ろし二編を加え、新シリーズ、いよいよスタート。
http://shop.mediaworks.co.jp/ds_index.php?isbn=4-8402-2839-6
まず、鷹見さんのガンズ・ハートを連想しました。
当面の敵は剛粧(ごうしょう)と呼ばれる様々な巨大肉食生物。
そして政治的背景から対立する人間達。
えと、登場人物、物語設定ともに面白いと思いました。(’∀’!
近未来の設定ではあるけれど、物語の中では政治政策、生活水準、明らかに退化してますよね。そう、さながら戦時中の日本。しかし、剛粧に対抗すべく人間の持つ武器は、高度虚物質技術(デイノス)、それは、移動式遠隔操作砲台であったり、6種類の姿を持つ刀だったり、高速で人間が移動することを可能にする制御装置であったり…。
そしてその戦闘が非日常であるとするならば、一癖二癖ある登場人物たちが学校、下町?を中心として思いっきりほのぼのとした雰囲気を織り成すのが日常。そのギャップが読者を物語りに引き込みます。
PS:川中島敦樹(あつき)は女性ですよー。
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