ISBN:4087030571 単行本 寺田 憲史 集英社 1997/04 ¥780
春の雨が降り頻る、青山通り。
ひとりの男が、まどかに道を尋ねた。
「青山一丁目は、こっちの方角でしたよね?」
その声に、彼女の頭の中は真っ白になった。
忘れもしないその声の主は、三島秀二郎。
まどかにとって、恭介にも話したことのない、
秘密の思い出そのものだった。
でも、なぜ秀二郎さんが!?
数年前、わたしの目の前で死んだはずの人が!
まさか……、「ゴースト」???
「きまぐれ」第3弾は、ちょっと切ない恋物語!


いまさらって感じですがーw;
一度読んだはずなのになかなか思い出せませんでした(笑
1巻2巻に比べたらインパクト薄かったのかもしれませんw

ちなみに1巻は恭介が事故に遭って生死の境をさまよう話。
2巻はニューヨークでひかるが拉致される事件の話。
でした。d(’’

この第3巻は短編を二つ。
あらすじの内容の「まどかのシークレット・メモリー」。
もう一つはエロ漫画?の世界に入ってしまう「天使のアブナイ微笑」。

オレンジロードには作者曰く、大まかに3つのタイプの話があるそうです。
1つ目は、まどか、ひかる、恭介達の三角関係がらみのメインテーマ
ともいうお話。
2つ目は、ギャグ・コメディー。恭介が金魚と入れ替わったり、まどかに
催眠術をかけたりする話。
3つ目は、恭介がパラレル・ワールドを彷徨ったり、海外へ行ったり
とかして長くなり、シリーズになったりする冒険編。

3巻掲載の2つのお話共、この3番目の枠組みに入るのかな?

まあ、正直、矛盾とか違和感とか感じるときもあるけど、原作同様の
ノリで展開する話が好きです(*´ー`)
勿論、きまオレ贔屓って部分は間違いなくあると思いますが。

原作ファンにはお勧めする1冊、っていうかシリーズですかねぇ。

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Rei

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