さて、今回はちょっとだけ勉強したことを書いてみようと思う。
知ってる人には知ってて当然の常識なんだろうけど…。
その内容というのはDVDのリージョン・コードについて。
きっかけは日本では販売されていないDVDを購入しようと思った事。
でもよく見ると、リージョン・コードが1なのね。
なんだかよく知らんけど、日本はリージョン・コード2だから、
1ってのは見れない…？ぐらいの知識は持ってたんだけど、詳しい
ことまで知らなかったのでちょいと調べてみました。
以下にちょっとだけ調べたことを覚書。
【リージョン・コードについて】
基本：リージョン一致の原則
DVDのプレーヤーとソフトは世界の地域別に6つのリージョン（*1）が設定
されており、通常、プレーヤーのリージョンとソフトのリージョンが一致
しないと再生出来ない。
（*1）正確には8つ。リージョン7は未使用、リージョン8は国際航空路等の
特別用途なので、通常6つと記載される。
リージョン1 - 米国、カナダ
リージョン2 - 日本、欧州、中東、南アフリカ、エジプト
リージョン3 - 東アジア、東南アジア、香港
リージョン4 - オーストラリア、中米、カリブ諸国、南米
リージョン5 - 旧ソビエト連邦緒国、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ緒国
リージョン6 - 中国
【リージョン・コード導入の背景】
本来DVDは世界共通の規格であり、このプロテクトは、開発段階には
存在しなかった。
しかし最終的な規格統一の直前に、急遽ハリウッド映画業界の強い要請があって
採用された規格とのこと。理由は各国での興行収入を守るため。
たとえば、米国で製作された映画は、まず米国で公開され、数ヵ月後に日本で公開
されるというケースが多く、日本で映画が上映される前に米国でDVDソフトとして発売
されるということがよくある。
この米国で発売されているDVDソフトが日本でも再生できてしまうと、映画館に行かず
とも、そのタイトルをDVDで視聴することが可能になるので、映画の興行に影響を及ぼ
すことになってしまうということ。
【ここまでのまとめ】
例えばリージョン2（日本向け）のソフトは、リージョン2のプレーヤーでしか
再生出来ない。
リージョン1（米国向け）のソフトは、通常、日本のプレーヤーでは再生出来ない。
【リージョンALLのソフト】
DVDソフトの中には、プレーヤーのリージョンを限定しない、リージョンALL
のソフトもある。
（大抵はパッケージ裏側のリージョン表示がALLとなっている。これはどのプレーヤー
でも再生可能という意味。）
【リージョンフリーのプレーヤー】
もともとリージョンがついているDVDプレーヤーに改造を加えることによって、全ての
リージョンのソフトを再生可能にしたリージョンフリーのプレーヤーもある。
日本国内では現在、一部の販売店でのみリージョンフリーのプレーヤーが販売されている。（主に、海外輸出向けなどのDVDプレーヤー）
ただし、最近ではコンテンツメーカーのリージョンフリーのプレーヤー対策として、リージ
ョンフリーでは再生出来ないDVDソフトが増加しており、視聴出来ないようになってきている。
【ではリージョンALLのソフトは万能か？】
否。ALLじゃなくても、例えば、イギリス（リージョン2）のソフトを日本（リージョン2）の
DVDプレーヤーで見る事は出来ない。なぜなら、映像方式が日本とイギリスで違うから。
NTSC - 日本、アメリカ、カナダ
PAL - 英国、ドイツ(旧西独)、オーストラリア、シンガポール、中国、スペイン、その他
SECAM - フランス、ロシア、東欧諸国、その他
上記のように、ヨーロッパのリージョン・コードは日本と同じリージョン2だけど、
映像信号がNTSC方式ではなくPAL方式なので再生出来ない。
それぞれの映像方式は互換性がないため、DVDやVHS方式のプレーヤーとテレビモニター等では再生出来ない。
ちなみにこれらの方式の大きな違いは走査線の数である。
一例を挙げると、NTSC方式の走査線は525本なのに対し、PAL方式は625本。
走査線の数が多い分だけ映像の情報量が多くなるため、DVD等の画質を
より鮮明に記録・再生出来るという特徴がある。
このように映像方式の問題点もあるため、リージョンALLのソフトだからと言って、必ずしも視聴出来るとは限らない。
【例：日本と米国に注目】
リージョン・コードは2と1で違うけど、映像方式はNTSCで同じだから、要するにこの2国間ならリージョンALLのソフトであれば視聴可能。
■ようやく個人的な問題点（笑）■
「米国のリージョン1のソフトを手持ちのDVDプレーヤー（類似）で再生したい」
■現在のReiのDVD再生手段■
プレステ2かPCのDVDドライブ。
□解決の糸口？□
・リージョンALLじゃないのは諦めるしか無い（苦笑）
・リージョン・コード変更
【リージョン・コード変更】
パソコンのDVDドライブや一部のDVDプレーヤーでは、リージョン・コードを変更することが可能。
しかしながら、リージョン・コードを変更できる回数は制限されており、何度でも自由に変更することは出来ない。およそ5回までで変更することが出来なくなってしまう物が多いらしい。
残り変更回数が0回になってしまうと、日本のリージョン2に戻すことが出来なくなり、日本のDVDソフトが再生不能になってしまう。
【海外のDVDを自由に見るために解決すべき問題点（一般論）】
○リージョン・コードによる制限を解決しなければならない。
○リージョンフリー機では、見れないソフトが存在する。
○リージョン・コードを変更しても、変更回数に制限がある。
○リージョン・コードの問題だけでなく、映像方式の違いがあり、両方式に対応するプレーヤーでないと再生出来ない。
さて、簡単にまとめてみた。
で、結局私のとる手段はというと…むぅ、どうしよう（笑）
掲示板でG氏が紹介してくれた
http://homepage1.nifty.com/dvd9/
は、結局、DVDプレーヤーを改造する話だから、役に立つけど直接的解決手段には至らない。
とりあえずリージョン・フリー機を買ってみるべきか。それとも
http://www.dvd.co.jp/situ/situ_worlddvd.htm
こういうのを購入すべきか。
誰か助けてw；
参考サイト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/feature/-/174752/249-5696669-1848308
http://www.fantasium.com/code.asp
http://e-words.jp/w/E383AAE383BCE382B8E383A7E383B3E382B3E383BCE38389.html
知ってる人には知ってて当然の常識なんだろうけど…。
その内容というのはDVDのリージョン・コードについて。
きっかけは日本では販売されていないDVDを購入しようと思った事。
でもよく見ると、リージョン・コードが1なのね。
なんだかよく知らんけど、日本はリージョン・コード2だから、
1ってのは見れない…？ぐらいの知識は持ってたんだけど、詳しい
ことまで知らなかったのでちょいと調べてみました。
以下にちょっとだけ調べたことを覚書。
【リージョン・コードについて】
基本：リージョン一致の原則
DVDのプレーヤーとソフトは世界の地域別に6つのリージョン（*1）が設定
されており、通常、プレーヤーのリージョンとソフトのリージョンが一致
しないと再生出来ない。
（*1）正確には8つ。リージョン7は未使用、リージョン8は国際航空路等の
特別用途なので、通常6つと記載される。
リージョン1 - 米国、カナダ
リージョン2 - 日本、欧州、中東、南アフリカ、エジプト
リージョン3 - 東アジア、東南アジア、香港
リージョン4 - オーストラリア、中米、カリブ諸国、南米
リージョン5 - 旧ソビエト連邦緒国、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ緒国
リージョン6 - 中国
【リージョン・コード導入の背景】
本来DVDは世界共通の規格であり、このプロテクトは、開発段階には
存在しなかった。
しかし最終的な規格統一の直前に、急遽ハリウッド映画業界の強い要請があって
採用された規格とのこと。理由は各国での興行収入を守るため。
たとえば、米国で製作された映画は、まず米国で公開され、数ヵ月後に日本で公開
されるというケースが多く、日本で映画が上映される前に米国でDVDソフトとして発売
されるということがよくある。
この米国で発売されているDVDソフトが日本でも再生できてしまうと、映画館に行かず
とも、そのタイトルをDVDで視聴することが可能になるので、映画の興行に影響を及ぼ
すことになってしまうということ。
【ここまでのまとめ】
例えばリージョン2（日本向け）のソフトは、リージョン2のプレーヤーでしか
再生出来ない。
リージョン1（米国向け）のソフトは、通常、日本のプレーヤーでは再生出来ない。
【リージョンALLのソフト】
DVDソフトの中には、プレーヤーのリージョンを限定しない、リージョンALL
のソフトもある。
（大抵はパッケージ裏側のリージョン表示がALLとなっている。これはどのプレーヤー
でも再生可能という意味。）
【リージョンフリーのプレーヤー】
もともとリージョンがついているDVDプレーヤーに改造を加えることによって、全ての
リージョンのソフトを再生可能にしたリージョンフリーのプレーヤーもある。
日本国内では現在、一部の販売店でのみリージョンフリーのプレーヤーが販売されている。（主に、海外輸出向けなどのDVDプレーヤー）
ただし、最近ではコンテンツメーカーのリージョンフリーのプレーヤー対策として、リージ
ョンフリーでは再生出来ないDVDソフトが増加しており、視聴出来ないようになってきている。
【ではリージョンALLのソフトは万能か？】
否。ALLじゃなくても、例えば、イギリス（リージョン2）のソフトを日本（リージョン2）の
DVDプレーヤーで見る事は出来ない。なぜなら、映像方式が日本とイギリスで違うから。
NTSC - 日本、アメリカ、カナダ
PAL - 英国、ドイツ(旧西独)、オーストラリア、シンガポール、中国、スペイン、その他
SECAM - フランス、ロシア、東欧諸国、その他
上記のように、ヨーロッパのリージョン・コードは日本と同じリージョン2だけど、
映像信号がNTSC方式ではなくPAL方式なので再生出来ない。
それぞれの映像方式は互換性がないため、DVDやVHS方式のプレーヤーとテレビモニター等では再生出来ない。
ちなみにこれらの方式の大きな違いは走査線の数である。
一例を挙げると、NTSC方式の走査線は525本なのに対し、PAL方式は625本。
走査線の数が多い分だけ映像の情報量が多くなるため、DVD等の画質を
より鮮明に記録・再生出来るという特徴がある。
このように映像方式の問題点もあるため、リージョンALLのソフトだからと言って、必ずしも視聴出来るとは限らない。
【例：日本と米国に注目】
リージョン・コードは2と1で違うけど、映像方式はNTSCで同じだから、要するにこの2国間ならリージョンALLのソフトであれば視聴可能。
■ようやく個人的な問題点（笑）■
「米国のリージョン1のソフトを手持ちのDVDプレーヤー（類似）で再生したい」
■現在のReiのDVD再生手段■
プレステ2かPCのDVDドライブ。
□解決の糸口？□
・リージョンALLじゃないのは諦めるしか無い（苦笑）
・リージョン・コード変更
【リージョン・コード変更】
パソコンのDVDドライブや一部のDVDプレーヤーでは、リージョン・コードを変更することが可能。
しかしながら、リージョン・コードを変更できる回数は制限されており、何度でも自由に変更することは出来ない。およそ5回までで変更することが出来なくなってしまう物が多いらしい。
残り変更回数が0回になってしまうと、日本のリージョン2に戻すことが出来なくなり、日本のDVDソフトが再生不能になってしまう。
【海外のDVDを自由に見るために解決すべき問題点（一般論）】
○リージョン・コードによる制限を解決しなければならない。
○リージョンフリー機では、見れないソフトが存在する。
○リージョン・コードを変更しても、変更回数に制限がある。
○リージョン・コードの問題だけでなく、映像方式の違いがあり、両方式に対応するプレーヤーでないと再生出来ない。
さて、簡単にまとめてみた。
で、結局私のとる手段はというと…むぅ、どうしよう（笑）
掲示板でG氏が紹介してくれた
http://homepage1.nifty.com/dvd9/
は、結局、DVDプレーヤーを改造する話だから、役に立つけど直接的解決手段には至らない。
とりあえずリージョン・フリー機を買ってみるべきか。それとも
http://www.dvd.co.jp/situ/situ_worlddvd.htm
こういうのを購入すべきか。
誰か助けてw；
参考サイト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/feature/-/174752/249-5696669-1848308
http://www.fantasium.com/code.asp
http://e-words.jp/w/E383AAE383BCE382B8E383A7E383B3E382B3E383BCE38389.html
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