ISBN:4840229368 文庫 橋本 紡 メディアワークス 2005/02 ¥599
里香の手術が終わった。
手術直後、主治医夏目の口から放たれた言葉に、僕は戸惑う。
そして訪れたのは、生ぬるい日常だった。
あまりにも当たり前で、捉えようのない日々。
戸惑う僕に、新たな現実が迫ってくる。
もう里香には会うな、邪魔なんだよ、おまえは―。
一方、その宣告を下した夏目は、ずっと僕を避けていた。
ヤケになった僕がバカ騒ぎを繰り広げる夜、ヤツは亜希子さんに自らの過去を語りだす。
それは失ってしまった者と失おうとしている者の思いが交錯する夜だった。
橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第四弾。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9979157704

あ〜ぁ…次が最終巻かなぁ〜…この後の展開、結末は見え見えだし、読むの止めようかなぁ(苦笑)…このまんまだと絶対泣いちゃうしなぁ…(つーT)
なかなか終わりそうで終わらない。でも次巻こそ最後(最期?)を匂わせる内容でした。そしてそれだけに次巻は涙無くしては語れないでしょう。正直読みたくない、いやでも読みたい。個人的には非常に複雑な心境です(苦笑)。

4巻本編は嫌な医者・夏目がほぼ主人公。"嫌な"と言うのは、半分の月〜は主人公・裕一の視点で描かれており、夏目は彼の恋路を邪魔し、時には裕一をボロボロになるまで痛めつける(肉体、精神共に!@医者の癖に)とんでもない奴だからです。
第一話では彼は裕一に絶望を与えます。併せて、悪友・山西の空騒ぎは読んでいて痛々しいです(笑)。
第二話、三話では夏目五郎の過去の思い出話です。今までどこか陰があった夏目ですが、その悲しい過去が明らかに。
第四話では一話の続きに戻ります。ようやく里香が登場(苦笑)。

あ〜ぁ…やるせないネェ…(つ_;)

PS
小夜子は天使様ですよね(’’*>鴉さん

橋本紡公式サイト
http://home.att.ne.jp/theta/bobtail/index.html

半分の月〜ドラマCD誌上通販開始
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/denkan/index.php
(OVAにはなりませんかね?(・ω・))

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Rei

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