ISBN:4044293023 文庫 高瀬 彼方 角川書店 2004/04/28 ¥680
「北関東隔離戦区」――それは、異形の怪物"憑魔"に寄生されたがゆえ、完全隔離下で戦うことを宿命づけられた少年少女たちの戦場。その地獄のなかでも、特に忌まわしき記憶として語られる自衛隊200名の命を奪った"朝霞事件"が再び起きようとしていた! それを防げるのは、現場へ向かった英次や宮沢の「イコマ小隊」だけ。だがその前に強大な力を持つ赤き憑魔が立ちふさがる!
鬼才の放つ切なき戦場の物語、第2弾登場!

ほのぼのとした日常から一気に急転。そこは辛く、厳しく、そして悲惨な戦場。読者には解かってるんです、次に何が待ち受けているのか。だからほのぼのとした日常を読んでる時はもうほんとにドキドキです。自分の心臓の音が聞こえてきます。そして急転した後はドキドキも最高潮。これでもう読むのは止められなくなります。

…気がつけば徹夜してた…_| ̄|○

マジで面白いです!(*´Д`) やっぱ、各章各パートごとに主人公(一人称)が代わってるのも良いスパイスになっています。
さて、今夜から読み始めるのが最終巻。多分、暗い雰囲気なのは相変わらずで避けられない物語なんだろうけど…残された皆が少しでも希望を持てるような終わり方だといいナァ…。
個人的にはイチルと彩押し。どっちかいうと彩。宮沢は…やっぱ嫌いw 1巻に比べて暗さは少し無くなったけど、ネガティブ思考は勘弁(笑)“強い人”が好きです☆ (でも彩って1巻登場の頃と性格が違ってきているような…(苦笑))

ここからは余談になりますが、挿絵も良いですね(*´Д`)<山田秀樹さん
ファントム アイン、ファントム ツヴァイ、吸血殲鬼ヴェドゴニア WHITE NIGHT、吸血殲鬼ヴェドゴニア MOON TEARS等読みましたが、
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200203000531
http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/4007/top/phantom.jpg <1巻表紙挿絵
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200206000139
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200211000171
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200211000172
どれも小説のイメージを損なわず、むしろ良い方向に相乗効果をあげていた様に思います。もう、カッコイイし、可愛いし、面白いし、綺麗だし、上手いし、なんていうか心に染みる味があります(*´Д`)
勿論、小説あっての表紙絵、挿絵です。実際、ディバイデッド・フロントも含めて上記に挙げた作品はどれもお勧めできるものだと思います。
でもやっぱり個人的には山田さんの挿絵の効果も一言付け加えておきたい。そう思いますd(’’*

そんな山田秀樹さん御本人の公式サイトは
http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/4007/

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Rei

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