ISBN:4829163070 文庫 新井 輝 富士見書房 2005/06/10 ¥588
健一はなんとなく迷っていた。
目の前に倒れている少女は、綾さんじゃないだろうか?
こんな風に倒れている綾さんを助けた後、ぼくは童貞を失った……はずだった。
「私は誰なんでしょ――――?」
突如、綾は叫んだ。
記憶を失ってまともになってしまった綾。普通の感覚で毎日を生きる彼女を13階の住人たちは綾夜と呼び、日々を送るのだが……。
健一の日常から去っていったホタルのその後、そしていままで謎とされてきた刻也の日常。そしてつき合っている彼女・鈴璃との関係。少年と少女たちの日常はあるゆっくりとビートを刻みながら前に進んでいく。
本編では語られないエピソードを健一や仲間たちの視点から描く。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語、書き下ろし初短編集!

短編集キター(゜∀゜*!! 四編収録されています。第一話、第二話は記憶喪失になって普通の人になってしまった(笑)綾の話、前後編「僕と綾さんと素敵な思い出」です。
常々自分も、"もし綾が普通の人だったら…?(笑)"とは思っていたのですが、実際は…。冴子が口にした「勝手な話かもしれないけど、私は綾さんの方が好きだと思う」。禿同(*´д`)
第三話「私と宇美と豪華なお風呂」では、"その後"のホタルが登場です。待ってました!(゜∀゜*!!今風とは程遠いホタルの日常が、想いが切なく描かれています。イラストも良い感じ。これが流行のツンデレ属性って奴ですか…(*´д`)ハァハァ
第四話「私と刻也君と素敵なタイミング」では普段、謎の人物の刻也、そして彼女の鈴璃がメインで描かれています。刻也、不器用だけどカッコイイッスね。でも変人だw ああいう生き方、ちょっと羨ましいかな。
ROOM NO.1301初の短編集は、本編5巻まで読んでから読みましょう!

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Rei

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