銀盤カレイドスコープ (Vol.5)
2005年9月22日 読書
口と顔だけ、なんて言われてたのは昔の話。今や実力も名声もワールドクラスの、プリンセスワンダーこと桜野タズサ。そんな私が京都で偶然出会ったのが、アイドル兼スケーターのキャンドル・アカデミア。仲良くなってウチに招いたはいいけれど、ヨーコとの間は一触即発。しかも、ロックスターの兄とやらが何故か私にゾッコンで……ってちょっと貴方、いい加減にしてよ！なんの冗談っ！？
http://dash.shueisha.co.jp/whatnew/-ginban/index.html
これも面白かった！！読んでいる間も、とにかく次の展開を心待ちにするような、それでいて早く読み終わってしまうのが惜しいような、そんな気持ちの昂ぶりを与えてくれた一冊。
今回は新キャラのキャンディ（＋ロックスターの義兄エアー）が登場します。そして本巻ではこのキャンディ視点とタズサ視点が交互に切り替わるようにして（7：3ぐらいかな？）物語が進行します。
実はタズサ自身も物語の中で言っているのですが、このキャンディとタズサはどこか性格が似ていますw なので、彼女らの一人称視点も当然似ることになると思いきや…。
そこは作者の上手さ。切り替わりも自然で、容易に彼女らの立場になって気持ちを共有できます。そして面白いのは彼女らの気持ちの移り変わり。これが見事に表現されていて、終わってみればお互い…（ネタバレになるのでこの辺でw）
今回下品なのは、エアーが難攻不落を言い間違った箇所ぐらいか？（爆）
アニメ化はもうじきです。期待と不安でドキドキですよ…。
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/ginban/
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