羊のうた (第7巻)
2005年10月15日 読書
ISBN:4344801989 コミック 冬目 景 幻冬舎コミックス 2003/02 ¥620
高城の父の死、母の死の真相が明らかになります。
そして…もはや何も言えません。あとは各自読んで下さい。
重い話です。ヘビーな話です。
千砂、一砂の姉弟の未来には絶望しか残されていなかったのは最初から分かっていたこと。なのに泣けます。第46話のラストシーンは泣けます。最終話の第47話も良いです。でも第46話で終わっても良かったかもしれません。第46話のラストは悲しいけれど、その反面、良かったね…と思いました。いずれにせよ、この終わり方あってこそ、羊のうたが話題作にまで登り詰めたのかもしれません。
また、この漫画のタイトルが何故"羊のうた"なのか。
多分、全話を通じて唯一、羊という言葉が出てくるのは第43話の千砂の台詞。
「わたし達は……羊の群れに潜む狼なんかじゃない
牙を持って生まれた羊なのよ」
ここから来ているのでしょう。これも重い言葉です。
是非最初から読んできた上でこの台詞を噛み締めてください。
痛いほどにこの言葉が心に沁みるはずです。
この物語の結末は人によってはひょっとすると予想の範疇かもしれません。でも別に奇をてらったわけじゃないからそれでいいんだと思います。大切なのは、避けることのできない絶望を見据えてなお、どうやって、どのように生きるのかということだと思います。高城の家に生まれてきたという不幸を背負ったこの姉弟ですが、きっと"最後"は幸福だったのでは…と感じずには居られません。
重い話がダメな人にはお勧めしませんが、そうじゃないなら漫喫、古本などで一度読んでみてはいかが?気に入ったら改めて買いなおしてください(笑) あ、決して途中から読んだりしてはダメですよ(笑)
高城の父の死、母の死の真相が明らかになります。
そして…もはや何も言えません。あとは各自読んで下さい。
重い話です。ヘビーな話です。
千砂、一砂の姉弟の未来には絶望しか残されていなかったのは最初から分かっていたこと。なのに泣けます。第46話のラストシーンは泣けます。最終話の第47話も良いです。でも第46話で終わっても良かったかもしれません。第46話のラストは悲しいけれど、その反面、良かったね…と思いました。いずれにせよ、この終わり方あってこそ、羊のうたが話題作にまで登り詰めたのかもしれません。
また、この漫画のタイトルが何故"羊のうた"なのか。
多分、全話を通じて唯一、羊という言葉が出てくるのは第43話の千砂の台詞。
「わたし達は……羊の群れに潜む狼なんかじゃない
牙を持って生まれた羊なのよ」
ここから来ているのでしょう。これも重い言葉です。
是非最初から読んできた上でこの台詞を噛み締めてください。
痛いほどにこの言葉が心に沁みるはずです。
この物語の結末は人によってはひょっとすると予想の範疇かもしれません。でも別に奇をてらったわけじゃないからそれでいいんだと思います。大切なのは、避けることのできない絶望を見据えてなお、どうやって、どのように生きるのかということだと思います。高城の家に生まれてきたという不幸を背負ったこの姉弟ですが、きっと"最後"は幸福だったのでは…と感じずには居られません。
重い話がダメな人にはお勧めしませんが、そうじゃないなら漫喫、古本などで一度読んでみてはいかが?気に入ったら改めて買いなおしてください(笑) あ、決して途中から読んだりしてはダメですよ(笑)
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