ISBN:4840231508 文庫 御堂 彰彦 メディアワークス 2005/09 ¥641
これはなかなか面白かった!バトロワだ、バトロワ!w
ストーリーが面白かったです。って、実は二巻に続くんですけどね!まだ現時点では何も分かっちゃいません。そのストーリー展開にハラハラドキドキです!
舞台は聖誕高校。この高校において、特殊な意味を持つ文化祭@創立記念日に事件は起こる。
この学園に通う、椎矢と琴葉(カバー絵)を含めた12人の生徒達が、突如悪魔の作り出した亜空間(?)に閉じ込められてしまうのだ。その12人はそれぞれ悪魔の、眼、口、鼻、耳、腕、足、胸、腰、血、脳、心臓、魂を所持しているらしいのだが、元の世界に戻ることが出来るのはその全ての部位を集めた一人だけ。しかもその者は願い事を何でも一つ叶えることが出来るらしい。
相手の部位を奪う時は、相手の部位に直接触れ、「奪う(バレス)」と宣言する。そうすればその部位は自分の物になる。逆に、自分の悪魔の部位と同じ相手の部位に直接触れ、「捧ぐ(リーテ)」と宣言すれば、その部位は相手の物になる。
悪魔の部位を失った者は目覚めることのない眠りにつく。
また、タイムリミットの今夜零時までに全ての部位を奪った者が居なければ全員死ぬ…。
まさにバトロワ、バトルロワイアルですw そしてファンタジー小説ならではのプラスアルファ。
悪魔の部位を持つ者は、本人が望めば悪魔と契約を出来る。そしてそれぞれの部位に相応しい能力を使うことが出来る。
このファンタジー小説ならではのルールが面白い。このルールがあるが故にストーリーが1ランク上のレベルに昇華されてると思いました。
誰がどの悪魔の部位を持っていてどんな能力を持っているのか、あるいは能力を持っていないのか。現時点で、誰がどこに潜んでいて何を考えているのか。そして一体誰が嘘をついているのか…w
極限状態にあって、まだ大人になりきれていない少年少女達が何を思うのか、それぞれの心理状態がものの見事に描写されています。また、アクションシーンも多く躍動感溢れていて、読者を退屈させません。確かに若干ご都合主義的な部分はあるかもしれませんが、細かいところをツッコミ、粗捜ししなければ十分に楽しめる"学園サイコ・サスペンス"だと思いますw
私は、先ほど最後まで読み終えたのですが、「え?なんで?」「あれ?だって…?え?」と、見事に作者の思惑通りにハマってしまいましたw; 自分なりに推理してみるのも面白いとは思うのですが、あまり深く考えずに続刊を楽しみにして待とうと思います☆
学園祭の日、12人は学校へと向かった。いつも通りであり、いつも通りでなく。悪魔のそれを継承する彼らがそこに集う時――、呪われた儀式が再開される条件はすべて揃った。
「生きたい者は奪うべし。死にたい者は捧ぐべし。最後の一人になるまで奪い合え」
その言葉を合図に、ある者は追い、ある者は逃げ、ある者は傍観する。誰を信じ誰を疑い――そして自分は何をすればいいのか?制限時間は今夜零時。一夜の狂想曲は始まった!!
俊英・御堂彰彦が描く、サイコ・ラビリンス、登場。
これはなかなか面白かった!バトロワだ、バトロワ!w
ストーリーが面白かったです。って、実は二巻に続くんですけどね!まだ現時点では何も分かっちゃいません。そのストーリー展開にハラハラドキドキです!
舞台は聖誕高校。この高校において、特殊な意味を持つ文化祭@創立記念日に事件は起こる。
この学園に通う、椎矢と琴葉(カバー絵)を含めた12人の生徒達が、突如悪魔の作り出した亜空間(?)に閉じ込められてしまうのだ。その12人はそれぞれ悪魔の、眼、口、鼻、耳、腕、足、胸、腰、血、脳、心臓、魂を所持しているらしいのだが、元の世界に戻ることが出来るのはその全ての部位を集めた一人だけ。しかもその者は願い事を何でも一つ叶えることが出来るらしい。
相手の部位を奪う時は、相手の部位に直接触れ、「奪う(バレス)」と宣言する。そうすればその部位は自分の物になる。逆に、自分の悪魔の部位と同じ相手の部位に直接触れ、「捧ぐ(リーテ)」と宣言すれば、その部位は相手の物になる。
悪魔の部位を失った者は目覚めることのない眠りにつく。
また、タイムリミットの今夜零時までに全ての部位を奪った者が居なければ全員死ぬ…。
まさにバトロワ、バトルロワイアルですw そしてファンタジー小説ならではのプラスアルファ。
悪魔の部位を持つ者は、本人が望めば悪魔と契約を出来る。そしてそれぞれの部位に相応しい能力を使うことが出来る。
このファンタジー小説ならではのルールが面白い。このルールがあるが故にストーリーが1ランク上のレベルに昇華されてると思いました。
誰がどの悪魔の部位を持っていてどんな能力を持っているのか、あるいは能力を持っていないのか。現時点で、誰がどこに潜んでいて何を考えているのか。そして一体誰が嘘をついているのか…w
極限状態にあって、まだ大人になりきれていない少年少女達が何を思うのか、それぞれの心理状態がものの見事に描写されています。また、アクションシーンも多く躍動感溢れていて、読者を退屈させません。確かに若干ご都合主義的な部分はあるかもしれませんが、細かいところをツッコミ、粗捜ししなければ十分に楽しめる"学園サイコ・サスペンス"だと思いますw
私は、先ほど最後まで読み終えたのですが、「え?なんで?」「あれ?だって…?え?」と、見事に作者の思惑通りにハマってしまいましたw; 自分なりに推理してみるのも面白いとは思うのですが、あまり深く考えずに続刊を楽しみにして待とうと思います☆
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