半分の月がのぼる空〈6〉
2006年2月21日 読書 コメント (2)
ISBN:4840233063 文庫 橋本 紡 メディアワークス 2006/02 ¥557
夏頃、短編集が出るそうですが、これでとりあえず本編は完結です。橋本紡先生にアリガトウ、そしてお疲れ様!と言いたいです。
感動の最終回です。後書きで橋本先生が述べているように、この前の巻、第五巻で完結しても良かった、むしろその方がリアリティあったのかもしれませんが、私は個人的にはこれで良いと思います。
裕一と里香が生きる場所は病院では無いのです。病院は通り過ぎる場所で、彼らは日常に戻るべきなのです。
多分、里香はあと10年生きることが出来ないでしょう。裕一も東京に出ることなく、寂れた伊勢の町で里香といっしょに生きていくことでしょう。二人がその幸せな時間を1分、1秒でも長く過ごすことが出来ますように…、そう願わずには居られません。そう、彼らにとって退院したこれからが、試練の日々であり、幸せの日々になるのです。
ようやく本当の意味でスタート地点に立った裕一と里香を一層応援したくなる最終巻に仕上がっていると思います。半月ラストを飾るに相応しい作品です。
橋本紡公式HP
http://www17.plala.or.jp/bobtail/index.html
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またNOVAの時間勘違いしてレッスン料無駄にした…
3年で計6回。単純計算で6Kか…orz
ついに退院した里香は、ボクと同じ学校に通うことになった。正真正銘のスクールライフを送る日がやってきたんだ。いっしょの登校、いっしょの校庭、いっしょの下校。帰りに七越ぱんじゅうを買ったりしてさ。なんでもない、ありふれた日常だけれど、長い道を歩いてようやくたどり着いたのがそこだった。そう、僕たちが生きていく場所は病院じゃないんだ。当たり前の日々が、本当に大切なこと――。
"僕たちはこの小さな町で寄り添って生きていく"
橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第六弾! 本編完結編!
夏頃、短編集が出るそうですが、これでとりあえず本編は完結です。橋本紡先生にアリガトウ、そしてお疲れ様!と言いたいです。
感動の最終回です。後書きで橋本先生が述べているように、この前の巻、第五巻で完結しても良かった、むしろその方がリアリティあったのかもしれませんが、私は個人的にはこれで良いと思います。
裕一と里香が生きる場所は病院では無いのです。病院は通り過ぎる場所で、彼らは日常に戻るべきなのです。
多分、里香はあと10年生きることが出来ないでしょう。裕一も東京に出ることなく、寂れた伊勢の町で里香といっしょに生きていくことでしょう。二人がその幸せな時間を1分、1秒でも長く過ごすことが出来ますように…、そう願わずには居られません。そう、彼らにとって退院したこれからが、試練の日々であり、幸せの日々になるのです。
ようやく本当の意味でスタート地点に立った裕一と里香を一層応援したくなる最終巻に仕上がっていると思います。半月ラストを飾るに相応しい作品です。
橋本紡公式HP
http://www17.plala.or.jp/bobtail/index.html
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またNOVAの時間勘違いしてレッスン料無駄にした…
3年で計6回。単純計算で6Kか…orz
コメント
相互しておきました〜。
レビュ…というか、へんてこな感想ばかりで、そこに
ほんの少しのネタと普通の日記を織り交ぜてるだけですが、
そんなんで宜しければよろしくおねがいします。