おおきく振りかぶって Vol.6 (6)
2006年3月25日 読書
野球が、こんなにドキドキはらはらするスポーツだったなんて！
全国高等学校野球選手権埼玉大会開幕。西浦高校野球部初めての公式戦は強豪・桐青（とうせい）相手に1点リードの大健闘！全力を出し切る西浦ナイン、受けて立つ桐青の攻防に、応援団、保護者も声を振り絞る。感動と手に汗にぎるスリル、白熱のゲームは3回から！
あいかわらず"おお振り"は面白い。
主人公チームには、どこぞの野球漫画のように絶対的なスタープレイヤーが居るわけじゃありません。魔球を投げるピッチャーも居なければ、どんな球でもホームランにしてしまうバッターも居ませんw
そんな新設ホヤホヤ1年ばかりの硬式野球部が、最新のスポーツ理論やメンタルトレーニングを基盤とし、その上で心理戦を含めた巧みな戦術、球児達の不断の努力とチームワークを駆使して厳しい"夏"に挑戦していく漫画です。
それにしても試合が長い（笑）この巻まるまる一冊で試合は3回から7回まで進んだだけ（笑）でもとりわけウザッたくもまどろっこしくも感じません。むしろ試合展開がスピーディに感じることも。
要するに要所要所にスポットを当てて、互いの心理描写から描いていくスタイルがそう感じさせてくれるのでしょうね。そしてまたその"互いの心理の読み合い"もスリル満点で面白い。まさに"手に汗握る"漫画です。
自信を持ってお薦めするシリーズです。
PS
相変わらず腐女子にも人気高いみたいですがw
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