キメラ 13 (13)
2006年5月4日 読書
断罪の日始まる！大風車へと向かうリンに立ちはだかるゲイヴォルグ軍。三体の巨大甲殻人間にリンは苦戦…その旧知を救うべく現れたのは「大風車を守る6人」最後の一人・マチルダであった。ついに出会ったリンとマチルダ！今、二人の少女が戦場で華麗に舞う！！
キメラ13巻。ついに始まってしまった"水の都市ファルシオンで暮らす人々の生活を守らんとし、人類を救うべく立ち上がった「大風車を守る6人」"と"人類を滅ぼし、故国を取り戻さんとする「キマイラ6人の戦士」"の戦い。
"大風車を守る6人"アインVS"キマイラ6人の戦士"エヴァンス（壱号大風車）
"大風車を守る6人"タキVS"キマイラ6人の戦士"シス（弐号大風車）
"大風車を守る6人"マチルダVS"キマイラ6人の戦士"アガサ（参号大風車）
"大風車を守る6人"リンVS"キマイラ6人の戦士"ドリス（四号大風車）
"大風車を守る6人"カレンVS"キマイラ6人の戦士"ガゼル（伍号大風車）
"大風車を守る6人"ガラハットVS"キマイラ6人の戦士"サイファー（六号大風車）
こういうのって大好きです（笑）
構図がすごく分かりやすいじゃないですか。
そもそもこの物語の三竦み勢力図、すなわち人類を守りたい主人公チーム、人類を根絶やしにしたいキマイラ、そしてその他勢力のうち、"大風車決戦"で戦う二つの勢力には各人確固たる戦いの信念があります。皆、己の信念に基づいて戦っているわけです。
おそらくこれから始まる大風車を巡る戦いそれぞれにおいて、それがより鮮明になってくることでしょう。
ウザイのがその他チーム（笑）ガラハットやグエン等、元円卓の騎士団やアイン蒼の騎士団等はともかくとして、己の欲望のみに忠実な威張りくさる高位官僚、その手先のゲイヴォルグ軍や何を考えているのかわからないルドルフ、白の鉄槌五連隊は、完全に"人間悪"の立場。今後の動向に注目です。
ダイの大冒険の最後、勇者チーム、ハドラー親衛隊との一騎打ちを思い出した（笑）
公式サイトはこちら。
http://sj.shueisha.co.jp/contents/kimera/
人物相関図やストーリー紹介は非常に分かりやすいと思います。
ただし、ムービーがショボイ…。特にストーリー→8.断罪の日の紹介ムービーは一見の価値あるショボさです（滅）
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