怪物王女 2 (2)

2006年5月24日 読書
ISBN:4063730255 コミック 光永 康則 講談社 2006/05/23 ¥540
誓え、血の忠誠を。
血の戦士として、姫に仕えることになったヒロ。そして彼は否応なく王族の熾烈な闘争に巻き込まれていく。その闘争の中、彼は様々な異形の者たちと出逢う。人狼族、吸血鬼、人造人間…ある者は味方、ある者は敵として…彼らとの出逢いが彼の心に様々な影響を与えていく。そして、ヒロは自分には戻る道がすでに無いことを知る。だが、「姫」の戦いは、絶えることなく続くのだ。

1巻読んだときは、そこそこ面白いけどこの先が不安な気がしました。各話のストーリーがパターン化しそうな予感がしたからです。
しかし、その心配は杞憂に終わりました。1巻最後でも少しだけ姿を見せた姫の肉親(妹)、そのお供のアンドロイド、美少女吸血鬼・令裡、同じく1巻でも影から糸を引いていた吸血鬼…と次々に登場する個性的かつ魅力的なキャラクター達。彼女達は今後も重要キャラクターとしてその役目を担うことでしょう。
そして微かではあるけれどもまた一歩近づいた姫とヒロの関係。姫がツンデレ(ツンドラ?!)ということは重々承知しているけれども、今後ツンデレ好き読者が希望する展開になるのかどうかは、個人的に注目していきたいところです。

1巻よりも間違いなくグレードアップしています。

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Rei

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