ISBN:4840235198 文庫 橋本 紡 メディアワークス 2006/08 ¥620
山上祭二日目。秘密のオークション会場では、女子の写真の競りが白熱していた。特設リングでは伝説のマスクマン、スペル・ソラールが華麗な技を繰り出していた。そして、体育館の舞台では、演劇部長に急遽スカウトされた里香が、ヒロインとして舞台に立とうとしていた。夏目、亜希子も駆けつけて、いよいよ緞帳が上がろうとしたとき、謎の乱入者が現れ──!?
書き下ろし番外編『雨 fandango』の後編に、『dragonfly』『市立若葉病院猥画騒動顛末記』『as the summer goes by』の番外編三篇を加えた『半月』短編集第2弾。大人気シリーズ、最終巻!
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31744230

ついに『半月』シリーズもこれで本当の最後です。ドラマCDやドラマ化、そして2006年末には画集などが出るそうですが、オリジナル小説としてはこれが最後です。

いやぁ〜感慨深いものがありますねぇ。4巻辺りを読んでいた頃は確実にバッドエンドストーリーだと思っていました。っていうか、それ以外考えられませんでした(笑)
でもあの途中の、涙無しには読むことが出来ないドラマがあったからこその、この結末…と言えるかもしれませんね。

以下、ちょっとだけ各話に一言。

■『雨 fandango』の後編
ある意味、里香と裕一の最後の物語。
舞台の最後のシーンは、半月を締めくくるに相応しい結末かとw
PS
写真オークション、私なら一年二組佐伯由佳(謎笑)

■『dragonfly』
まんぷく亭の唐揚げ丼が食べたい…ッ!!
ということで9月に伊勢旅行に行って来ます。
ここの唐揚げ丼は実在するらしいのでレポートしてきますw
PS
最後の最後に萌えキャラまり子先生登場(笑)

■『市立若葉病院猥画騒動顛末記』
一番気軽に読めて軽い気持で笑えるお話。
この病院の医院長は首にした方が良いかもw

■『as the summer goes by』
これもある意味、しんみりする話ですネェ…。
小夜子が夏目と一緒に笑ってる姿が今となっては涙してしまう(苦笑)

そんなわけで、番外編とは言え、半月の最後だというのに里香と裕一のお話が少なかったのが少々残念でしたが、これもまた橋本紡作品の特徴と言えば特徴なのかもしれません(笑)

そういやこの巻の初めのカラー綴じ込みに、半月の舞台となっている伊勢MAPが掲載されていました。
近鉄伊勢市駅、JR伊勢市駅、宇治山田駅周辺の裕一達の活動拠点。
8巻ではこれでもかってぐらい登場したまんぷく亭。
半月のメイン舞台である市立若葉病院(仮名)。
物語前半のポイントとなる砲台山(虎尾山。物語中では龍頭山)。
五十鈴川、おはらい町、おかげ横丁、伊勢神宮内宮、五十鈴公園。
などなど。

…ということで、このMAPを頼りに、来月半ば、伊勢旅行に行って来ます(笑)

まんぷく亭で唐揚げ丼を食べて、おはらい町のおかげ横丁では赤福、赤福氷、伊勢うどん、てこね寿司を食べて、砲台山に登ってきます(笑)その辺はしっかり写真付きでレポートしますのでお楽しみにv

橋本紡公式サイト
http://www17.plala.or.jp/bobtail/index.html

砲台山(虎尾山)再生計画というものがあるそうです。
作者も先日訪れたそうですねー。(作者Blogより)

コメント

こーき
こーき
2006年8月16日8:00

まんぷくで食べたら、よほど大食いでないとおかげ横丁で何も食べられないよ、とだけ言っとくよ。
いや私はまんぷく行ったことないけどね、聞いたところによると。
まあ、がんばって。

Rei
Rei
2006年8月17日2:45

いやぁ、特盛は洗面器に御飯が盛られて来るって話は
聞いたけど、通常盛りなら大丈夫でしょ…
食べ切れなかったらこーきさんよろしく(ぉ
Rei

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