ISBN:4592143876 コミック 宮野 ともちか 白泉社 2006/08/29 ¥530
「ユキのつけ毛(ウィッグ)をつけて欲しい」という由紀の一言が水面の自尊心を深く傷つけてしまう。
水面を失ってしまったと思った由紀は、許しを請う為に女装(ユキ)を棄てることを決意する。
同時収録『番外編・妹は優等生3−お兄ちゃんとナイショ−』

今回はそれほど変態プレイはありませんでした(爆)
……いや、あった…のか?
……"さきミル"7巻にもなると、もはやちょっとやそっとのことでは動じなくなってきました。ノーマルとアブノーマルの境界というか、そういったものの価値観が揺らいできているのかもしれません(汗)

さて、前回由紀(よしのり)は水面(みなも)に対してコンチクショウなことをしでかしました。水面に対し、自分の女装のウィッグをつけて欲しいと頼んだのです。要するに、水面より自分の女装の方が好きだということをカミングアウトしてしまったのです(滅)
これには流石の水面もキレましたw さて、究極のナルシーな由紀は水面との仲を復活させることが出来るのでしょうか?
…というのが7巻前半の内容。

後半は主役が由紀の幼馴染の左(ひだり)に移ります。想いを寄せる由紀を水面に奪われ(?)、そして唯一の肉親で大好きな父親を由紀の姉・未記に奪われ(?)、自暴自棄になった左はレズっ娘・加賀見の家に行き…。

相変わらずの展開です(;´д`)
しかしながら、コンチクショウな由紀はともかくとして(笑)、まだ中学3年生の左の揺れる想いの描写は見事です。
自然な展開で加賀見との変態プレイへと…
年上の由紀に追いつこうと背伸びをし、自分を高めるべく一生懸命努力してきた結果のすれ違い、そして行き場のなくなってしまった想いの間違った暴走、そして加賀見との対話には若干の感動を覚えました。

…まぁ、個人的には実姉・未記と由紀の展開希望なのですが(爆)

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Rei

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