げんしけん 8 (8)
2006年9月5日 読書
ISBN:4063211797 コミック 木尾 士目 講談社 2006/08/23 ¥540
連載誌アフタヌーンでは既に完結している為、なんとなく8巻が最終巻になるのかな?と思っていたのですが、9巻に続くらしいです。
さて、本巻は『げんしけん』いまだかつてないほどのシリアス路線となっております。その中心に居るのは、ツンデレ荻上千佳嬢(表紙手前)。オタクであるはずの彼女が、なぜあそこまでオタクを毛嫌いし、頑なに他人を拒み、そして自分を嫌うのかが遂に明らかになる巻です。
荻上の暗い過去の事件に纏わるトラウマ、そして大野や咲に流されながらも彼女に歩み寄ろうとする笹原(表紙奥)…
この辺、人間のあまり表に出したくない側面をリアルに描く描写は、著者・木尾士目の過去作品『四年生』『五年生』を思い出すような、ある意味今までの『げんしけん』らしくないお話かもしれませんw
まぁしかし。
笹原
「でもここはあえて強気でいかせていただきます!!」
には拍手喝采(笑)
オタクだから、恋をした。
この趣味からは逃げられない。それでも人は人を好きになる。そしてたしかに、ボクらの青春は、ここにある。
−帯より−
連載誌アフタヌーンでは既に完結している為、なんとなく8巻が最終巻になるのかな?と思っていたのですが、9巻に続くらしいです。
さて、本巻は『げんしけん』いまだかつてないほどのシリアス路線となっております。その中心に居るのは、ツンデレ荻上千佳嬢(表紙手前)。オタクであるはずの彼女が、なぜあそこまでオタクを毛嫌いし、頑なに他人を拒み、そして自分を嫌うのかが遂に明らかになる巻です。
荻上の暗い過去の事件に纏わるトラウマ、そして大野や咲に流されながらも彼女に歩み寄ろうとする笹原(表紙奥)…
この辺、人間のあまり表に出したくない側面をリアルに描く描写は、著者・木尾士目の過去作品『四年生』『五年生』を思い出すような、ある意味今までの『げんしけん』らしくないお話かもしれませんw
まぁしかし。
笹原
「でもここはあえて強気でいかせていただきます!!」
には拍手喝采(笑)
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