銀盤カレイドスコープ vol.9 (9)
2006年11月27日 読書
思えば色んなことあったわよね。5年連続ミス・ユニバース獲得、永世美少女の称号も手に入れたし、生身の人間としては初の世界遺産登録。あ、そんな過去の栄光はひとまず置いといて。さあ、いよいよ五輪本番！リアを打倒し背負った全てに答を出すため、私は4年に1度の大舞台に臨む。その結果は？私を待ち受けるものは？間髪入れず最終巻発動！
思えばアッと言う間の最終巻でした。
こんなにも次の巻が待ち遠しかった小説は初めてかもしれません。
新刊を読んだ瞬間に次の巻が発売する日を計算し待ち焦がれ、そしてまた新刊が発売したら即日入手読了以下エンドレス…（笑）
いよいよそんな銀盤カレイドスコープも本当の最終巻となりました。
8巻の最後で五輪のショートプログラムに挑みました。
9巻は五輪のフリープログラムからスタートです。
御存知の通りフィギュアはショートとフリーの総得点で競い合います。すなわち、最終巻は初っ端からヤマ場から始まるのです。
……あれ？こんな分厚い最終巻なのに初っ端から？？なんかページ数おかしくネ？…と思ったのは私だけじゃないでしょう（笑）
あまり突っ込んだこと書くとネタバレになってしまいそうなので止めて置きますが、ほんと、どーなることかと思いました（苦笑）今までで、一番ドキドキした巻だったと思います…。
勿論、本作の特徴とも言える、タズサ、そしてライバル達一人ひとりの演技を丁寧に描き切る表現力は相変わらず素晴らしいです。特にリアの演技の"凄さ"は十分に伝わりました。"誇張""絶賛"ばかりの表現もリアだからこそ相応しい（笑）
そして感動のラストは既に何度も読み直してしまいました。鳥肌が立ちます。涙が出てきます。仕事も手につきません（爆）
銀盤カレイドスコープは私が自信を持ってお奨めする作品です。
http://dash.shueisha.co.jp/-ginban/
追記
イラスト描いてる鈴平ひろさん曰く、ガブリーがお気に入りとのこと。
確かにこの8巻9巻のガブリーは良いです(*´д｀)
そして気合入れただけあって挿絵が素晴らしい！！
かっこよすぎです…。
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