キメラ 15 (15)
2007年1月17日 読書
六つの大風車を舞台に始まった戦いは、その幾つかが決着を見た。残る大風車を守る為、タキは業火を操る宿敵ガゼルに、そしてマチルダは、妖術使いアガサに挑む。一方リンは、父・ガラハットを倒した最強の敵、サイファーを討つ為、中央大風車へ向かう…。果たして、世界の行方は！？
―帯―
悪魔の種族「キマイラ」―。
血の運命を生きる二人の乙女が出会うとき、世界に再び平和が訪れる…
歴史、ファンタジー、バイオレンス…すべてを融合し超越した超伝説！！
『スーパージャンプ』にて大反響連載中！！
帯のコメントは"言いすぎ"（笑）
ま、それはともかく、どうも間延びしてきた感が否めません。長く引っ張るのは構わないと思うのですが、これは個人的な感想ですが、一番のメインの戦いであるリンVSサイファーの戦いが、もはや精神論になってしまってる為そう感じてしまうのかもしれません。
14巻から引き続き戦いが長引いているタキVSガゼルの戦闘は面白いと思います。戦いの中で成長、そして奇跡が起き、烈風のタキからガラハットの疾風を受け継ぎ、"嵐"へと進化した過程は上手いと思いました。
それに比べるとどうしてもリンVSサイファーの戦いはなんだかモニョる…。精神論、過去の回想ばかりというのはどうも苦手です。もう少しスピーディな展開を希望。
公式キメラスペシャルコーナー
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